レンタル VPS を試してみた

conoHa VPS

1ヶ月無料で使えるというらしいクーポンをもらえたので試してみた。コースは一番安いメモリ512MB,CPU1コア,SSD20GBというやつを。初期費用無料と最低利用期間無しというのはいい。「めちゃ速!オールSSD」ということなので期待したというか普通のSSDの速度(読み込み500MB/sぐらい)はあるんだろうなと思っていたらめちゃ遅かったのでビビる。MySQLで検索をかけてみたらHDDでももう少し速く動くだろうというぐらいの速度だった。

CPUの型番・スペックはIntel(R) Xeon(R) CPU E5-2650 v3 @ 2.30GHz キャッシュ4MBらしい。今から7~8年ぐらい前のCPUだろうか。

ざっと使ってみた印象は、私の用途ではちょっと使うことは難しいかなと。SSDの速度が普通程度あればまた別だったのだけれどデータベース運用を考えていたのであまりに遅すぎた。CPUの速度はまあぼちぼちといったところ。月額630円という最安レベルなので管理画面の使いやすさやわかりやすさは良かったので、SSDの速度さえなんとかなれば使い続けようかとも思っていただけに惜しい。

1stレンタルサーバ

月額は最も安いコースで450円から。低価格だけれどスペックはSSD30GB、1コア、1GBと悪くはない。初登録から使用開始まで3営業日かかるという点が他社と比べるとやや劣る。SSDでログインしてみてマシンの反応は良い。気になったのは、回線の速度。FTPでファイルをやりとりするのがやたら遅い。250KB/S前後ぐらいしか速度が出ない。100MB程度のファイルをアップロードするのに10分ぐらいかかる。たまに転送が途切れたりする。GB単位のファイルをアップロードするつもりだったけど相当時間がかかるのは覚悟しなければならなそう。

使われているCPUは Intel Xeon E3-12xx v2 (Ivy Bridge) というものらしい。第3世代のCPUだが処理速度は使ってて普通な印象。回線速度が遅すぎてこのサーバも私の用途では使うのはやや厳しい。

運営しているのは日本人じゃないような気がする。日本人も関わっているだろうが管理画面がどことなく翻訳された感があって違和感がある。

さくらのVPS

人気のVSPであるらしい。最も安いコースで月額約700円ほど、初期費用がかかり、初めの支払いは2ヶ月分の料金を払う必要がある。私自身使っているが、サーバの性能・回線速度・管理画面のわかりやすさなど特に不満を感じることは現時点でない。

Tomcatの開発環境について

今使っているTomcatの開発環境が古くなってきたので(Eclipse3.5.1,JDK1.6,Tomcat5.5)最新のEclipseとTomcatのバージョンにあげてみようかとトライしてみた。今現在(2019年7月)のEclipseの最新はJDK12とTomcat9.0というバージョンの組み合わせとなっている様子。

最新のEclipse(現在はPleadesと呼ぶのだろうか?)をダウンロードして、既存プロジェクトをインポートして、tomcatプラグインをマーケットプレイスからダウンロード・インストールしてきて、あとは細かい設定を調整して実行するところまでやってみたがそこまでで一苦労。JAVAサーブレットのページ表示のレスポンスの良さは体感ではかなりよくなったような印象。JDKかTomcatかどちらの影響かわからないけれども。早いことは良いことだと思って、ならば既存のTomcat開発環境を今すぐ最新に移行するかとやってみたが事はそれほど簡単じゃない。

既存のTomcatの開発環境を最新にするにおいての一番の障壁はTomcatプラグインの存在。最新Eclipseでは昔の環境と違ってプラグインはマーケットプレイスというところからダウンロードしてくる仕組みになっていて、まあそれは便利でいいとしても、そこからダウンロードできるTomcatプラグインが最新Eclipseに完全に対応しているとはいえない状況になっている。一番致命的なのがwarファイルを出力できないということ。

Tomcatプラグインを使って開発するというのは最新のeclipseではもう古くなっているようで、Eclipseにサーバーという機能が標準で搭載されていてそこからTomcatの起動と停止を行えるようになっている。で、肝心のwarファイルの出力はと言うと、「動的Webプロジェクト」というプロジェクトを作成することによりwarファイルを出力することができるようになる模様。既存のTomcatプロジェクトも設定のプロジェクト・ファセットから動的webプロジェクトとやらに変換することができるようになっていた。「既存のTomcatプロジェクトを動的Webプロジェクトに変換する」というような、こういうのに似た言葉はプログラミングをやってるとよく耳するがたいてい上手くいかない。0から作ったほうが速いんじゃね?っていうぐらいに上手くいかない。実際に試してみたが一筋縄ではいかず、コンテキストファイルを読みに行かなくてエラーを吐くわ意味不明なディレクトリにあるプロジェクトファイルを読みに行くわでわけがわからない状態に陥ってしまった。キャッシュが残っているかのような挙動でクリーンの仕方もよくわからない。

ソフトウェア開発で一番大事なことは開発効率だと思う。開発環境の構築で苦労するのはよくあるが、この最新EclipseでのTomcat開発は環境構築後も相当苦労しそうな予感がする。1日がかりで試行錯誤してみたが、最新のEclipseとTomcatに移行するのは見送ることにした。今後開発環境が整備されるなら再考するけれども。なので、現在の自分のTomcat開発環境を維持しつつ、そのJDKとTomcatのバージョンを上げれる最新のにするという方向に落ち着いた。それはどういう意味かと言うと、TomcatプラグインV331の対応しているEclipse4.4バージョンまでということ。それ以降のEclipseではこのプラグインは対応していない。このプラグインがそれほど大事なのかと知らない人は思うかもしれないが、私にとってはtomcat開発で死活問題になるぐらいの存在である。

TomcatプラグインV331がEclipse4.4にインストールすることができ、そのバージョンのEclipseはJRE1.8とTomcat7.0に対応している。これが今の所私の開発環境でアップデートできる限界ということになる。

パケットし放題 for 4G LTE とかいう謎の料金プラン

ソフトバンクのスマートフォンの契約でパケットし放題 for 4G LTEという料金プランがある。

https://www.softbank.jp/support/faq/view/12251

名前が紛らわしいが「パケットし放題フラット for 4G LTE」と「パケットし放題 for 4G LTE」という2つの料金プランが存在する。「パケットし放題フラット for 4G LTE」の方は定額料金で4G回線でどれだけパケットを送受信しても月額5700円というプランで、「パケットし放題フラット for 4G LTE」はあるデータ通信量までは2000円だがそれを超えると最大で6200円という定額プランになる2段階の料金プラン。2つのプランに共通することとしては通信量が7GBを超えると128kbpsの低速回線になるというもの。

料金プランの画像イメージは下記のような感じ

意味不明なのが2段階で料金が変わる「パケットし放題 for 4G LTE」の方のプラン。7GBまで利用したら料金が6200円になるというような良心的なプランではない。5MB以上のデータ通信をしたら料金システムが変わるという正気を疑いたくなるような料金プランである。あんまり使わないから月額2000円で収まるこちらにしよう、などと考えている人は低額に抑えるには5MBまでしか自由に使えないという契約内容を吟味する必要がある。

このプランを選択するメリットは最新のiPhoneを安く購入することができるという点だが、肝心のiPhoneが料金を気にしたらWi-fi環境でしか活用ができないというジレンマに陥る。さらに2年縛りで途中で解約するには別途1万円前後の解約料金が発生する。そして解約しようとすると全力で引き留めようとしてくる。
現在ではホワイトプランの新規契約が終了したのに伴いこれから契約する人はこの料金プランを選択することはない様子。

ASUS INTEL H310 PRIME H310M-E R2.0 レビュー

H310M-Aとの違い
H310M-Aは発売日が2018/12/20となっており、H310M-Eは発売日が2019/5/23
となっている。スペックではH310M-AとH310M-Eで変更点は見当たらない。第9世代CPUに正式に対応したことの記述があるくらい。迷ったら発売日が新しい方のH310M-Eを選択しておけばいいと思われる。

H310M-Eの主な特徴
H310チップセット搭載
第8・9世代CPU対応
DDR4ソケット✕2、最大32GB、2666/2400/2133 Non-ECC
映像出力端子:VGA x 1、HDMI x 1
ストレージ:M.2ソケット3 x1 ,SATAポート x 4
USB3.1 Gen1 ポート x 4
拡張スロット:PCI EXpress3.0 x 16 x 1 , PCI EXpress2.0 x 1 x 2
M.2ソケットの仕様
Key M、Type 2242/2260/2280, SATA / PCI-Express 2.0 x 2 接続対応
最大10GB/sの転送速度に対応

仕様ではm.2ソケットの性能は上記のように書かれているが、ソケット3に対応しているとのことなのでPCI Express3.0 x4での転送速度ができるという認識でいいのだろうか。PCI-Express2.0 x2ってことはないと思うが。誤記だろうか。
最大10GB/sの転送速度に対応という記述も謎。m.2の一般的なソケットの仕様はPCI Express3.0 x4で、その最大転送速度は7.8GBで、PCI Express2.0 x4なら最大4GBというのがPCI Expressの仕様なのだが、10GBというのがどっからやってきたのか不明。アピールポイントとして対応していると堂々と書いてあるのでそうなのだろうか・・・。(その後調べてみたがPCIeの世代についての記述が見つからないが、最大10GT/sとなっていた。おそらくPCIe2.0*2というのがこのM.2ソケットの仕様ではないかと思われる。低価格帯のマザーなので納得するしかない。というわけで速度では1GByte/sまでの速度が出るM.2のSSDを選択すればいい。幸いSATAとNVMeの両方に対応していると仕様には書いている。それにしてもNVMeのSSDなのに1GB/sまでしか速度を活かせないというのも中途半端な印象)

このマザーを選んだ理由
第9世代に対応していてM.2のソケットがあって一番安いものを選んだらこれになった。H310チップセットということで機能は300シリーズで最も抑えられていて安価という特徴がある。ゲーミングに特化した機能は、特にないように思われる。普通に、CPUとメモリ、ストレージはそれぞれ最新のものに対応しているのでなんとかなる。ASUSのソフトウェアで、マザーとCPUの状態やFanの回転数などそれらを監視や最適化するソフトウェアが付属する。

印象は普通なマザーボードという感じ。特にマザーボードにこだわりがなく、必要最低限の機能があればいいと思っている人(私のような)には最適ではないだろうか。安いし。

cardinitialize failed!!

シグマリオン2に無線lanのCFカードアダプタを挿入したら、ERROR cardinitialize failed!! と怒られるようになってしまった。初期化に失敗、ということらしい。その後はOKボタンを押してもフリーズ状態でリセットする以外なくなってしまう。

原因は、無線lanカードアダプタのドライバ関係で不具合が起こっているのではないかと思う。あるいは、それ以外でアプリケーションのインストールとか削除とかわけのわからない作業をしてしまったために関連するファイルを削除してしまったか、あるいはレジストリの値を修正したことでその影響がでてしまったか、どれかだろう。

私の場合は対象のCFカードアダプタ(GW-CF11H)のドライバをいろいろインストールや削除を繰り返すうちになってしまった。まったく問題なく認識してドライバ付属のユーティリティソフトが起動していたこともあったので、それ以降にした作業の何かがまずかったのだろう。現在のところはカードを挿せばフリーズしてしまう状況なのでドライバを削除して他に使えるドライバを他社製も含めて探し中。幸い有線lanケーブルでの接続ではエラーが出てないのですぐに困ることはない。そもそもシグマリオン2は初期設定さえ終わればほとんどオフラインで使うつもりでいたし、通信使うとバッテリーの持ちも悪くなるしで無線lanできなくなったとしても問題はなさそう。

諦めきれないので再調査
完全オフラインでもシグマリオン2は十分使えるが、無線でネットワーク接続がいつでもできるならその利便性はやはり捨てがたい。パワーが足りないと思ったときに別PCをリモートで操作して使うということも可能になるので。

もう一度原因を考えてみるとカードの初期化不良のエラーが発生するようになったのはおそらく別のドライバまたは別のアプリケーションをインストールしてからのことだと思う。初めにインストールしたドライバは正常に認識して付属のユーティリティソフトも起動できた。でも無線アクセスポイントに繋げることができなかったのでそこで別のドライバをインストールして試そうとした。それでもやっぱりだめで最初にインストールしたドライバに戻そうかとしたらこのinitialize failedというエラーが発生するようになった、このような手順だったと思う。その後、インストールした当該のドライバはすべてアンインストールして、一からやり直すつもりでドライバインストールをしてみたがダメ。関係するレジストリのキーも削除してやってみたがやっぱりダメ。別ドライバをインストールしたことがなぜかポイントオブノーリターンな状況を作ってしまった。

今現在の状況はカードを差し込んだらフリーズしてしまうドライバは削除して、とりあえず認識をするドライバをインストールした状態。製品の公式サイトのhttp://www.planex.co.jp/support/download/bwave/gw-cf11h/driver.shtmlにあるPocketPC 2003ドライバ(CF11H_PPC2003_V10.exe)をactivesync経由でインストールした状態でとりあえずカードをOSが認識してランプが点滅をしている状態になっている。問題は、無線アクセスポイントへ接続するソフトがないために次へ進めないということ。シグマリオン2にインストールされているHandheld PC 2000というOSは無線アクセスポイントを探す機能がないため接続は無線アダプタの製造会社で提供されるソフトウェア頼みということ。通信関係のアプリはプリインストールされているがOSが発売された年代が古すぎるためにWiFiもなければPHSとか携帯電話でプロバイダに直接接続するかのような設定ソフトしかない。TCP/IPの設定項目の隣に市外局番からの電話番号入力欄があるのは今からすれば理解不能。

接続のソフトさえあれば無線アクセスポイントへ接続できそうな状況にはなっている。PocketPC2003対応のドライバなので、おそらくそのOSには接続するためのソフトウェアが備わっているのではないかと思う。で次にできそうな可能性のある方法としては、

現在のカードが認識された状態で、認識できなかったドライバに付属していた接続ユーティリティソフトを使えるようにしてみる
他社製で使える無線lanカードドライバと接続ソフトがないか探す
汎用な無線lan接続のソフトウェアがないか海外も含めて探す
というようなことを考えているが、正直どれも厳しそうな印象。

シグマリオン2をリカバリ(出荷状態)して試してみた
ネットワーク構成一覧に過去に取り付けたネットワークアダプタ一覧がたまっていたのでどうやったら削除できるのかと考えていたが、デバイスマネージャー的なものがシグマリオン2に搭載されているOSにはないようなのでそれをシステムのキャッシュかなにかで記憶しているのかなと思って本体背面の内蔵のボタン電池を取外してバッテリも外して背面のリセットボタンを押してみた。すると、シグマリオン2の本体の記録は全て消えて意図せずリカバリをしてしまった。どうやら、それらの手順がシグマリオン2のリカバリ手順だったらしい。(´Д`;)

で、気を取り直して、これなら流石にインストール成功するだろうと思って無線lanアダプタのドライバをインストールしてみた。一応このドライバが普通にインストールできて、カードを認識して、付属ユーティリティソフトを正常に操作することは以前に経験済みだったので。だが、

これである。これは流石に唸った。なんでだよと。リカバリしたまっ更な状態でドライバインストールして初期化エラーが発生するのは納得いかない。ドライバに不具合がないと仮定して、この状況で考えられるのはリカバリしたと思ったが上手く行ってなくて以前の情報が何か本体に残っていた、または無線lanカードのハードウェア的な故障が発生した、の二通りぐらいしかない。リカバリが上手く行ってないという可能性はあり得ない。何せ本体の情報全部消えて、ためにしネットワーク情報も見てみたらそこのハードウェア接続履歴も初期化されていたのだから。残るはハードウェアの故障の可能性だが、動作確認したのはほんの3~4日前のことで、その短期間のうちに壊れたというのはちょっと考えにくい・・・。だが、ハードウェアに物理的な故障が発生したせいでデバイス接続時の初期化に失敗した、というのは経験はないが可能性としてなくもないかなとも思える。故障しているかどうか調べるには他のシグマリオン2でも同様の現象が発生するかどうか、あるいはこの無線lanカードアダプタの正常動作がとれている別の同一品でこのシグマリオン2でためしてみる、というのが考えられる。もし壊れてなかったとしたらさらに謎が深まるが・・・。
このgw-cf11hというカードのドライバ、hpc2000対応版だと上記の初期化エラーが発生するが、試しにPocketPC2003対応版の方のドライバでやってみると認識したようにカードのランプが点滅を始める。これを見る限り、壊れていないようにみるのだが。特定のドライバだけ拒否反応を示すような壊れ方をするというのはこういう周辺機器では聞いたことがない。そういう現象を観測したときは普通、ドライバの不具合を疑う。とりあえず、他の機種で同じ現象が発生するかどうかを見ないことには壊れているかどうかは判断できない。

とりあえず物理的に壊れてはいない
やたら長文エントリになってしまったがこの際試行錯誤した過程をメモとして残しておく。とりあえずハードウェアは壊れていない様子(完全にそうともいえないが)。問題があるのは当該の無線Lanカードのデバイスドライバ、「GW-CF11H.DLL」というファイル。このファイルに問題があるせいでカードを挿入したときの初期化エラーが発生している。で、前述の認識していたPocketPC2003用のドライバは「PRISMNDS.DLL」という名前のDLLファイルとなっている。このPRISMNDS.DLLをGW-CF11H.DLLへリネームして、PocketPC2000用のドライバをインストールした直後のWindowsディレクトリに置き換えてリセット、カード挿入としてみたら問題なく認識して、付属のユーティリティソフトの操作もできるようにはなった。そこまではできるようになった。まだ問題は残っている。

接続できるようになった

前の段階の時点で接続まで一歩手前ぐらいまでは来ている実感はあったが、ちょっとした設定ミスのせいだと思うが最後の接続ができなかった。ちょっと煮詰まってきていたので別のアプローチでドライバインストールを試してみた。
GW-CF11Hという無線lanカードはPRISMNDS.DLLというドライバで認識する。PRISMNDS.DLLでググってみて、このドライバを使っている別製品の無線lanカードを探してみたところ、Intersil Prismという製品も同じドライバをつかっているということがわかった。同じドライバをつかっているんだったら、理論上それで使われているソフトウェアをGW-CF11Hでも使えるはず、と思って試してみたら見事うまく認識・アクセスポイントへ接続できた。

このソフトとドライバのダウンロード先は
・https://www.hpcfactor.com/downloads/details.asp?r=%7B2A27FFA3-D1AB-4B7D-AEFD-0861062296A0%7D

そこから私がダウンロードしたファイルは
・CE300-inflated.zip 1.7.37 956 KB

ダウンロードしたファイルを展開するとCABファイルがいろいろ入っていて、シグマリオン2にインストールしたCABファイルは
・PRISM.4000.CAB

というような感じ。CABファイルをダブルクリックするとドライバとユーティリティソフトがインストールされて、終わったらリセット、再起動後にGW-CF11Hを挿入、カードのアダプタ名を聞かれたらPRISMNDS.DLLと入力(聞かれたかどうかうろ覚え)、コントロールパネル内にPRISM Settingsという無線の設定ソフトがインストールされているのでアクセスポイントやパスワードを正しく設定して接続完了。

右下のタスクトレイに接続のユーティリティソフトが常駐し、無線接続のONとOFFを切り替えられるようになっている。切るときはカード抜かないとダメかと思ってたがそれはないか。よくできているソフトだと思う。

余談
接続はできるようになったのでこれ以上の作業は必要ないが、PRISMNDS.DLLをGW-CF11H.DLLとリネームしてGW-CF11Hユーティリティを起動すればおそらくは接続できると思う。私の設定ミスがあっただけで。別製品のドライバとソフトウェアを使っているという居心地の悪さを感じるものの、当該のGW-CF11Hも不具合のあるドライバを現在も公開している販売会社の信用のできなさもあって、まあどっちもどっちかと思う。

いまだに謎なのは、cardinitialize failedのエラーを発生する元のGW-CF11H.DLLを使って短期間ながら普通に動いていたこと。あれは幻覚か・・・。

余談2
晴れて外のネットワークに繋げることができるようになったが、搭載のIEが古いことととストレージ容量の小ささのせいでほぼ機能しないことがわかった。IE4.0ではhttpsから始まる最近のウェブサイトを表示することができない。メール送受信機として使おうにも、CFスロットを無線LANで埋めてしまっては受信したメールを保存する場所が内蔵の最大でも32MBのメモリしかないのですぐにいっぱいになってしまうだろう(このストレージはプログラムとか他にも使う必要がる。それとこの間メインPCの古いメールをごっそり削除したらGB単位でディスクスペースが空いたんで容量32MB程度じゃ話にならないと思っている)
なので、利用としてはもっぱらローカルエリア内のメインPCとサーバーPCとの軽めのファイルの送受信のみといった感じ。PDAでPIM用途のためのシグマリオン2だから別に問題も不満もない。

それにしても、ネットワークにつながっていない状態でメインPCとシグマリオン2の間でファイルをやりとりするのはめちゃめちゃ手間暇がかかる。通信手段は豊富にあるものの、それができるかどうかその人の環境による。私の場合は幸いにも過去に購入していた赤外線通信用のPCでの受信機があったためにシグマリオン2と直接やりとりすることができた。もしそれを持ってなければCFカードにファイルを書き込んでシグマリオン2に差し込んでコピーしてとかやらないといけない。それをやるにしてもCFカードリーダーなどがやはり必要になる。他にはシリアルポートを使った通信ケーブルによる接続ができるようだが、それもやはりそのケーブルを持っているかどうかにかかってる。人によってはメインPCとの接続で詰むな。シグマリオン3ならSDカードスロットがあるようなのでもっと楽にできると思うが残念ながらシグマリオン2にはTYP2のCFカードスロットしかない。(CFカードにSDカードを装着するアタッチメント的な製品も存在してる様子。私は持っていないが。)

さくらVPSでFTP接続とファイル送受信ができるようになるまで

1.さくらVPSにOSをUbuntuでインストール
2.SSHで接続する(ユーザーはubuntu、パスワードはインストール時に設定したもの)
3.vsftpdをインストール(apt-get install vsftpd)
4.vsftpdのコンフィグファイルにパッシブモードでの接続の記述を/etc/vsftpd.confiの最後らへんにでも追記

pasv_enable=YES
pasv_min_port=50001
pasv_max_port=50020

5.iptablesの設定をしてFTPとパッシブモードでの接続・転送ができるようにする
 5.1.ポート21を解放する #iptables -I INPUT 4 -p tcp –dport 21 -j ACCEPT
 5.2.パッシブモード用のポートを解放する #iptables -I INPUT 4 -p tcp –dport 50001:50020 -j ACCEPT

6.FTPのクライアントソフトからパッシブモードで接続とファイル送受信ができるか確認する

備考
Ubuntuをインストールした直後の状態ではiptablesによりポートはSSH接続の22番ポートしか解放されていない。そのためFTP接続用の21番ポートを解放する。そしてさらにパッシブモード接続をするために追加でポートを解放する。コンフィグファイルへのパッシブモード接続の有効化の記述とそのためのポート解放の設定、それら両方がFTP接続で大事なポイントとなる。たかがFTP接続と思っていたがやたら時間がかかった(@ . @)クラクラ

jdbc はこのコンテキストにバインドされていません

java.lang.Exception: failure:名前 jdbc はこのコンテキストにバインドされていません

JAVA/Tomcatでまたこのエラーが発生した。Tomcatとmysqlを接続するときに発生したエラーで、つまり接続ができないということ。それにしても、このエラーの文言はわかりにくい。どこがどうだめなのか全くわからない。

上記エラーの原因は、私の場合では、mysqlへの接続設定情報を記述したコンテキストファイル(プロジェクト名.xml)の読み込みができていないのが原因だった。プロジェクトの名前とコンテキストファイルの名前が一致していなかったことが読み込めなかった原因。testという名前のプロジェクト・ディレクトリでTomcatプロジェクトを作成したならば、そのコンテキストファイル名はtest.xmlという名前にしなければならない。他に考えられるのはファイルやディレクトリのパーミッションが原因でファイルが作成や更新ができていないなどが考えられる。コンテキスト情報が記述されたxmlファイルが定められたディレクトリに定められた名前できちんと存在しているかどうかを確認する必要がある。eclipseでtomcatを運用・デバッグしていると管理者権限で実行する必要があるので、プロジェクトのあるディレクトに後からファイルをコピーできなかったり上書き保存できなかったりといったことなど、そのあたりがハマる原因になったりする。

基本的なtomcatアプリケーションのコンテキストファイルの場所は
tomcatディレクトリ/conf/Catalina/localhost/プロジェクト名.xml
といった具合になる。そこにプロジェクト名.xmlファイルが存在するか、その中身が正しく記述されているかどうかを確認する。

MySQL5.7ではskip-innodbが効かなくなってる

MySQLのバージョン5.7をインストールしてみて起動したところInnoDBが起動時のログに流れていたのでいつものようにskip-innodbをmy.cnfに追加してみたところ効果がなかったので調べてみたら無効にできなくなっていた。

https://dev.mysql.com/doc/refman/5.7/en/innodb-turning-off.html

Oracle recommends InnoDB as the preferred storage engine for typical database applications, from single-user wikis and blogs running on a local system, to high-end applications pushing the limits of performance. In MySQL 5.7, InnoDB is the default storage engine for new tables.

Important
InnoDB cannot be disabled. The –skip-innodb option is deprecated and has no effect, and its use results in a warning. It will be removed in a future MySQL release. This also applies to its synonyms (–innodb=OFF, –disable-innodb, and so forth).

デフォルトストレージエンジンで推奨しているらしいが、私の用途ではまったく使わないのでOFFにしたいのだけれども。起動にも時間かかってるような気がするしそのせいで通常のパフォーマンスにも影響出てるような気がしてくるしで前の方がよかった。

Ubuntu19.04 serverが20分でスリープになる件

Ubuntu serverバージョンの最新19.04をクリーンインストールしてみた。以前使っていたUbuntuのバージョンが9.04とかいうめちゃくちゃ古いバージョンだったので、アップグレードで最新までするのは現実的ではなさそうなのでクリーンインストールすることに。

で、最新のUbuntuのことについてはすっかり浦島状態。一番困惑したのがサスペンド機能がデフォルトで有効になっているということ。デスクトップバージョンであればわかるのだけれど、サーバー版(のはずだけど)でサスペンド機能というのが意味不明。サスペンド状態になったらSSH接続は遮断されて接続要求も拒否されるようになる。本体に接続したキーボードからの操作もできなかった。GUIでマウスカーソルを動かして、アカウントを選択、パスワード入力とログインしてサスペンドは解除されるという仕組みの模様。サーバー版なんだからデフォルトCUIでサスペンドもいらないと思うんだけれど。

Automatic suspend
Computer will suspend very soon because of inactivity.

サスペンド機能をオフにしたはずだけど、20分無反応だとやっぱりサスペンドしてSSH接続もキーボード入力も受付なくなる。そもそもサスペンド機能はノートPCなどのバッテリー駆動の時に働く機能のようなのだがサーバーubuntuで働いてのは謎。

仕方がないのでスリープ関係の機能を全てオフにするとにした。よくわからないけど。

How do I disable my system from going to sleep?

sudo systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

効くかどうかわからないけれどまた様子見。うまくいかなかったらまた追記する予定。

wordpressでアップロードしたファイルを○○○に移動できませんでしたという現象が発生する場合

ワードプレスでメディアから画像をアップロードまたは記事投稿時に画像をアップロードしようとしたら画像アップロードが完了しないというエラーが発生した。調べたところ、エラーの原因の多くは画像ファイルの移動させようとするフォルダのパーミッションに問題がある場合が多い様子。なぜそのようなエラーが発生することになるかというとワードプレスで操作することによって作成されるサーバ上のフォルダのグループと所有者がapacheの実行するユーザとなるため。それでも問題なくアップロードできるようにするためにパーミッション757を設定するのだけれど、私の環境だと原因不明のエラーが発生してアップロードできなかった。

とりあえずの応急処置として、ワードプレスの管理画面の設定→メディアにある「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理」のチェックを外して運用することにした。それによって当面は問題なく画像ファイルのアップロードができるようになった。このチェックを入れるとアップロード時に年月フォルダを作成してくれるようだが、その作成したフォルダの所有者とパーミッションあたりに問題があってアップロードできなかったのだと思う。