もう一度はじめからやり直し。
- 既存パーティションの削除
# mfdisk -e /dev/hda delete partition 1 delete partition 2 delete partition 3 create partitions... deleate all partitions. The partition table has been altered!
- その後のhda1からhda3までのパーティション作成手順はvine化でやったことと同じ。→ 玄箱の初期化とvine化
- 玄箱にdebianをインストールするためのハックキットの入手こちらサイトのdebian-sarge-2.6.16.9-KUROBOX-20060422.tgzをダウンロード。ダウンロードしたハックキットを”tmpimage.tgz”へリネーム。そしてzipファイルに圧縮。名称はimage.zipにリネーム。
- 玄箱のファームウェアアップデートでdebian化の作業を行おうとしたら、処理の途中で”ファームウエアの更新に失敗しました。”とエラーが表示されて処理を完了できない。仕方が無いので直接image.zipを玄箱へ送って展開をする。操作手順はこちらの玄箱/HG 入手を参考にした。
- ftpでクライアントから玄箱の/tmp/root/tmpへimage.zipを送る。そしてtera term proを使って玄箱に送ったimage.zipを展開する。
# cd /tmp/root/tmp # ls -l image.zip # unzip image.zip Archive: image.zip inflating: tmpimage.tgz # tar ztvf tmpimage.tgz (省略) # cd ../ (省略) /tmp/root # tar zxvf tmp/tmpimage.tgz (省略)
- fl3を修正する。玄箱をEMモードではなく通常モードで起動するように設定。
# echo -n 'OKOK' > /dev/fl3
この後tera term からの接続を切ってから玄箱の電源ボタンを3秒から5秒ほど長押しして電源を落とす。そして再び電源ボタンを押してdebian化した玄箱を起動する。
- debianをインストールした玄箱を起動してログインをする。ハックキットによるとローカルIPやユーザなどの設定があらかじめされている模様。
- ローカルipアドレスは192.168.0.100で固定
- rootユーザのパスワードはroot
- tmp-kunユーザのパスワードはtmp-kun
というような設定がされている模様。私の環境ではネットワークのローカルIPが192.168.11.1という設定でそれから192.168.11.2から62台まで順番にipアドレスを割り当てるというようなルータの設定が施されていたので、ハックキットに合わせてルータの設定を一時的に変更することにした。tera termから玄箱に接続することができたならば、ユーザtmp-kunでログインして、suでroot権限に変更して、/etc/network/interfacesを修正することでローカルの固定IPアドレスを変更できる。下記のように修正した。
KURO-BOX:/# vi /etc/network/interfaces # Used by ifup(8) and ifdown(8). See the interfaces(5) manpage or # /usr/share/doc/ifupdown/examples for more information. iface eth0 inet static address 192.168.11.10 network 192.168.11.0 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.11.255 gateway 192.168.11.1 iface lo inet loopback auto eth0 lo
また、/etc/hostsファイルも合わせて修正をした。
KURO-BOX:/# vi /etc/hosts 127.0.0.1 localhost 192.168.11.10 KURO-BOX # The following lines are desirable for IPv6 capable hosts # (added automatically by netbase upgrade) ::1 ip6-localhost ip6-loopback fe00::0 ip6-localnet ff00::0 ip6-mcastprefix ff02::1 ip6-allnodes ff02::2 ip6-allrouters ff02::3 ip6-allhosts
設定後に玄箱の電源を落とす。そしてルータの設定を元に戻してから、玄箱の電源を入れる。私の場合は玄箱のローカルIPアドレスは192.168.11.10にすることにした。buffalo製のルータを昔から使っているためか、ローカルIPアドレスは192.168.11.1からはじまってないと何かしっくりこない(^^;
- rootのパスワードの変更をする。
tmp-kun@KURO-BOX:/$ su Password: KURO-BOX:/# passwd root Enter new UNIX password: Retype new UNIX password: passwd: password updated successfully
- ユーザの作成をする
KURO-BOX:/# groupadd cdn KURO-BOX:/# mkdir /home/cdn KURO-BOX:/# useradd -g cdn -d /home/cdn/nakahira nakahira KURO-BOX:/# passwd nakahira Enter new UNIX password: Retype new UNIX password: passwd: password updated successfully
- パッケージ情報の更新
KURO-BOX:/# apt-get update (省略)