MSI Wind Nettop CD100の詳細(組み立て編)

MSI Wind Nettop CD100という機種を通販で購入してみたので、その組み立て方法とosインストールして稼動状態をメモ。この機種はいわゆるベアボーンキットと呼ばれるPCであるため、本体以外に別途必要なパーツを用意しなければならない。マザーボードとCPU、光学ドライブなどはあらかじめセットされているので、ハードディスクとメモリを別に用意する。今回はSEAGATE ST31000333ASという型番の容量は1TBのハードディスクと、Team Eliteという謎のブランドのメモリ容量2GBを使って組み立てる。

msi1.jpgまず本体の箱の様子から。もっと雑なパッケージを予想していたが、意外にしっかりとしたつくりになっていた。箱の側面にintel Atomのマークが表示されている。MSI Wind Nettop CD100はCPUにAtomを搭載した省電力マシンとなっている。

msi2.jpg次にバルク品のハードディスクとメモリの画像。1TBのハードディスクと2GBのメモリ合わせて価格は1万円以内で収まった。ハードディスクはSATAタイプで、ビニールケースに5年保証というシールが貼ってあるが、5年もする前に保証があることをわすれていると思う・・・。

msi3.jpg開梱して内容物を並べてみた。本体と電源コード、縦置きスタンド、マニュアルとドライバCDが入っていた。本体のサイズは4.7リットルという容量となっている。ゲーム機のXBOX360を一回り小さくした程度の大きさで、eee boxなどの存在からしたら取り立てて小さいというわけではない。一般的なスリムタイプのデスクトップPCと同じぐらいだろう。電源コードはノートパソコンで使われるようなアダプタタイプとなっている。マニュアルは英語やフランス語で記載されていて日本語では無い。日本語であったとしてもまるで役に立ちそうにない内容となっている。マニュアルに本体の写真が掲載されおり、私の購入したNettop CD100はMS-6496Cという型番のモデルであるらしい。他にもMS-6496Bというモデルがあり、こちらはボディカラーがブラックで塗装された色違いであると思われる。個人的な趣味では黒いタイプの方がよかったが、日本では発売されていないのかもしれない。

msi4.jpgハードディスクとメモリの取り付けにとりかかる。ドライバーを使って背面にあるネジ2個を外して、筐体側面のカバーをスライドして開ける。中身はいたってシンプルな構成になっており、ベアボーンキットらしく必要最低限といった印象。

msi5.jpgハードディスクを取り付けるためにドライブ格納部分のパーツを取り外す。筐体の中をざっと確認したところ、拡張性は皆無・・・とはこれは言わないか。むしろnettopにしては頑張っていると言えるか。取り付けることができるハードディスクは1台、メモリも1枚まで、拡張カード類を差し込むソケットなどは無い。他にCFカードスロットとMini PCI Expressスロットらしきものがある(無線lanやドライブ認識されるかなど試してみたいが、今回はパス)。cpuはIntel Atomが装着されているらしいが、おそらく銀色の放熱フィンの下にでもあるのではないだろうか。(未確認)

msi6.jpg画像はハードディスクを取り付けるドライブベイ。光学ドライブが既に取り付けられた状態になっている。光学ドライブのモデルはTS-T633という型であるらしい。DVD-RWに対応していてしかもスロットローディングタイプ。まあ、品質的にはそれほど良いドライブではないだろうと思う。

msi7.jpgこれが取り付けるSEAGATE ST31000333ASというハードディスク。この画像に特に意味はない。私事ながらハードディスクだけを購入するというのは初めての経験だった。まあ、大したことはない。

msi8.jpgドライブベイにSEAGATE ST31000333ASを取り付けてみる。取り付けには付属のネジ4個を使って4箇所を固定する。3.5インチのハードディスクがぴったり収まった。

msi9.jpg次はメモリの取り付け。メモリは以前ノートパソコンを購入するときについでに購入したことがあったが、そのときと同様に今回も相当迷った。なぜなら、メモリの規格というものが非常に多岐にわかれているため、どれが装着ができるメモリであるかということを見分けるのが非常に難しいからだ(メモリの素人にとっては)。MSIの公式サイトを見てみると「DDR2-533規格準拠 アンバッファードDDR2 SDRAM SO-DIMM対応」というわけのわからない記述があるのみとなっている。この機種がintel Atom搭載の省電力タイプであり、ネットブックと似たような構成であるという理由だけで、ネットブックなどの最近のノートパソコンに使われるSO.DIMMという名前のついた、幅10センチ程度の、端子の切れ込みが片側に2cm程にある、200PINの規格のメモリを選択した。ちなみに画像にあるタイプのメモリの規格は、200PIN SODIMM DDR667(DDRⅡ)2GBという風になっている(気のせいか、購入する店によって表記が変わっているような気もするが・・・)。とにかく、闇雲に選んだメモリは見事装着ができる規格のメモリだった。

msi10.jpgメモリをマザーボードに取り付ける。今回の作業で一番苦労した工程。メモリの取り付けは今まで色々なPCで経験してきたが、この機種のメモリの取り付けは初めてのタイプだった。普通、メモリの取り付けはソケットの両サイドに固定するレバーのようなものがあって、メモリをソケットの奥まで差し込んだと同時にレバーがパチンとメモリを固定するタイプが多いが、Nettop CD100のメモリソケットはレバーのようなものは無く、メモリをソケットの奥まで差し込むと両端にある金具のようなものがメモリをガッチリと固定するタイプになっている。問題は、これ、一度装着したらそう簡単には取り外すことができそうにないということだ。というのも、装着するのに壊れるんじゃないかと思いながら相当強引にやる必要があった。SO.DIMMの両サイドには固定用の小さな穴が開いているが、装着すると同時にソケットの留め具がそこへガッチリと食い込んでしまっている。私の場合は2GBのメモリを取り付けたのでもうこれ以上スペックアップする予定は今後ないから良いが、試しにというつもりで装着したりするのは絶対にやめたほうがいい。一発勝負のつもりで、とりつけたら最後、もう二度と取り外さないというぐらいでやらなければならない。
もう一度再確認してみると、このメモリソケットはeeepcに使われているメモリソケットとほぼ同じ方式であることがわかった。そしてレバーも存在しており、左右のレバーを広げると楽に取り外すことができた。メモリの装着に私は相当苦労してしまったが、ノートPCと同じような要領で取り付けることができる。底の方向からメモリを差込、押し上げるようにするときちんと取り付けることができる。

msi11.jpgとりあえずハードディスクとメモリを無事取り付けることができたので元の状態へ戻すべく組み立てる。ネジの数は外したのが8個、ハードディスクに取り付けたのが4個で、トータル12個しかないので簡単に組み立てることができる。分解してみて思ったのは、筐体の内部はスペースにまだ余裕があり、サイズは小さくする余地が残っているように思える。しかし、cpuファンを廃して低発熱・静音性を実現するにはこのくらい筐体内部の風通しの良い設計が必要なのかもしれない。

msi12.jpg組み立て終了。縦置きスタンドに立ててみた。意外と、イケてるんじゃないだろうか・・・。これがボディカラーが黒バージョンであれば最高だったのだけれども、まあ、贅沢は言えない。これにはOSはLinuxを入れるつもりなのだけれど、windows XP用にもう一台欲しくなってしまった。というか、このマシンにはXPを入れるのが一番かもしれない(Vistaはcpuが厳しいだろう)。DVD-RWドライブにusbが前後計6個、そしてSDカードを挿入するスロットが前面にあるなど、さすがnetbookのデスクトップ版という名前だけはある。

その後のマシンチェック編はこちら → MSI Wind Nettop CD100の詳細 その2(マシンチェック編)

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