似たようなスペックのthinkpad r500とsl510を利用することができたのでいろいろと比較してみる。SL510はその当時の製品ラインナップで最も低価格の製品という位置づけだった模様。R500はSL510の一つ上のランクという位置づけとのこと。SL510の方が発売時期的には後発。
所感
同じCPUが載ったマシンなのでベンチマークを比較する意味はないかと思ったが、r500の方がベンチマークで1割ほどスコアが良いという結果になった。チップセットの帯域が1066と一段上の仕様となっているのでその差でこの性能差が出ているのだろうかと思うが意外に大きな差ではあると思う。あとr500は実際にCPUのヒートシンク周りを見てみたところsl510に比べて複雑になっていてCPUの排熱する仕組みが工夫されていてよくできていると思った(その分CPUの交換の難易度は上がるのだが)。キーボードは6列と7列のモデル違いではあるが使用感はそれほど変わらないが、若干r500のキーボードの方がキーの打ち心地は良いような気がする。
いろいろ比較して気づいたことは、R500はなかなかの良マシンだと思う。SL510は悪くはないが排熱をもう少しなんとかならんかったのかなとは思うけれども、使えないことはない。R500とSL510では一線を画するぐらいR500の方が作りが良い。