Asrock Phantom Gaming 4 B365M にPS/2端子があるのに気付いた

1年ほど前に購入したAsrock Phantom Gaming 4 B365Mのバックパネルをふと見てみたらPS/2端子が存在していたことに今更ながら気付いた。一応第8・9世代対応のマザーでそこそこ新しい方だからPS/2なんてレガシーなものはないものと思い込んでいたが、公式サイトの画像を見ていたら1つだがPS/2端子があったのに気付いて、まさかと思って自分のPCを確認したら本当にあった。

調べてみたらこのPS/2端子というものは最新のマザーボードの製品にも備わっているものが割と存在してる模様。ハイエンドのマザーだからとか特定のメーカー・シリーズとか規則性は不明だが2021年現在でも切り捨てられていない。対応するキーボードやマウスなどはUSBに置き換えられてさすがに新製品でPS/2端子のものはないだろうが、マザーボード側には過去の遺物として切り捨てられているわけでは全然ない様子(減ってきているだろうけれど)。むしろデルやNECなどビジネス用途のPCこそPS/2端子はコストカットかなんかわからないが切り捨てられる傾向にあるような気がする。

この端子がマザーボードに備わっているとなぜ良いかというと、変換してUSBにしたものに比べて入力の遅延がないことが挙げられる。それだけなのだが入力デバイスで遅延や意図しないタイミングでの入力は致命的にストレスになるためUSBの変換機器では代えが効かない。FPS系のゲームとかする場合にもとてもじゃないが使えたものではない。こういうPCIE接続の変換パーツならUSB接続の変換に比べて遅延は少ないんじゃないだろうか・・・と思って物色していたらまさかの今まさに自分が使っているマザーにPS/2端子があろうとは。普段サーバーマシンばかりいじることが多いため、近年のサーバー製品はPS/2端子はなくなる傾向がありサーバーがないんだったらコンシューマ製品には尚更ないだろうと勝手に思い込んでいた。

で、早速PS/2接続のキーボード(HHKBの古いやつ)をつないで入力してみたところ当然のことながらUSB接続のような遅延もなく動作する。PS/2端子はホットプラグには対応していないので認識させるには再起動が必要だがそれ意外は快適そのもの。バックパネルなんてUSBとLANケーブルさすときぐらいしか見ないので気にもとめなかったがもっと早く気づければよかった。

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