小型のシングルボードコンピュータであるRaspberry piは割とパソコン好きには有名だが、Banana piというラズパイのパクリのようなものが存在するらしい。スペックを比較してみる。
名称 |
Raspberry pi zero W |
Banana Pi BPI-M2 ZERO |
画像 |
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CPU |
ARM1176JZF-S 1コア 1GHz |
Allwinner H2+, Quad-core Cortex-A7 1.2 GHz |
RAM |
512MB |
512MB DDR3 SDRAM |
storage |
microSD |
microSD |
network |
wlan b/g/n,Bluetooth 4.1 |
SDIO AP6212(wlan b/g/n , Bluetooth 4.0) |
interface |
Mini HDMI,
MicroUSB-b(Data,Power),
MicroSD
専用カメラインターフェースMIPI CSI-2
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Mini HDMI,
MicroUSB-b(Data,Power),
MicroSD,
power button,
reset button
カメラインターフェース |
GPU |
Broadcom VideoCore IV 250MHz |
Mali400MP2 GPU 600MHz, OpenGL 2.0 support |
消費電力 |
1.2 A (6W) |
2A |
サイズ |
65mm * 30mm |
65mm × 30mm |
価格 |
$25~(執筆時点で調べた価格) |
$21~(執筆時点で調べた価格) |
比較してみるとBanana piの方が性能は勝っているような気もする。クアッドコアでしかも1.2GHzとなっているのでおおーっと思ったけど中国製っぽいからなんともいえない。パワーとリセットボタンという物理ボタンが基盤にあるというのもユニークな印象(個人的にはいらないが)。Banana pi割といいかもしれないと思ったけど、ラズパイのパチもん雰囲気丸出しだし構成されてるパーツも得体もしれないし何より発熱が絶対やばそうでちょっとないかなと今は思っている。用途にもよるけど信頼性って大事だと思うんだ。パーツの画像を見る限りラズパイのメモリはELPIDAやMicron製が使われてて、Banana piのほうはSamsungの表記が見られ、そのメモリメーカーの違いが個人的に重視している。パチもんにはELPIDA製のメモリは乗っからないよなぁという経験則から。