Blitzという名前のついたバルクメモリ

ＰＣがやたらとフリーズするのでなんでだろうかと悩んでいた原因がわかった。アプライドの特価品メモリを使っていたのが原因だった。メモリの相性が悪かった、というより不良品のメモリであるというのが正しい表現だと思うが、とにかくメモリがまずかった。

メモリ自体に情報はあまりなく、Blitzという名前が表面に確認できることと、これがDDR2-800 1GB 240PINという規格のメモリであるということ以外はよくわからない。このメモリのタチの悪いところは、購入後３～４日は特に問題が起こらず動作をするというところ。だから、PCに不調が起こってもメモリが原因であるということに気づきにくい。私の場合はさらにメモリで失敗した経験が無かったことと、自作ＰＣを何度か組んで調子に乗っていた慢心もあり、不調の原因にメモリ自体の欠陥という可能性を想定していなかった。

フリーズした原因をインストールしたソフトウェアやＯＳが原因かとはじめ疑っていたが、再インストールなどを繰り返してもフリーズは一向に直らない。フリーズする間隔ははじめは３～４日は異常は起こらないが、次第に１日毎に起こり始め、最悪１～２時間でフリーズが発生するようになる。

メモリには667MHzや800MHzなど速度の規格がある。私のPCではその速度が違うメモリを混在させて使用していたため、それが原因でフリーズが起こっているのだと見当はずれのことを考えていた。で、メモリの速度を800MHzのものに統一してみたらフリーズは治まるんじゃないかと思ってまたメモリを買い求めてアプライドへ行くことにした。買ったのはまたしても特価品。今度はGold Keyという名前のついた、得体の知れないバルク品。2GBを２枚買って、はじめにこれだけを挿してPCを起動してみた。これが、起動して１分でフリーズをするというわかりやすい不良品だった。この時点でようやくフリーズが連発する原因がメモリであるということに思い至った。バルク品のメモリがフリーズの原因である証拠に、ＰＣに購入時から装着されていたkingstonのメモリのみで起動したらフリーズは一切起こらなかった。バルク品のメモリはハイリスクすぎる。特にBlitzとGold keyという名前のついたメモリは。最低でもトランセンドかkingstonのメモリを選択するのが無難だろうと思う。

メモリを返品へ

買ったばかりのGoldkeyとラベルされたメモリは、起動直後にフリーズするという具合なので即日返品してもらうために店に向かった。メモリを購入するときは通販などでは相性保証が有料サービスとしてある場合がある。私の場合は実店舗に出向いて購入したので、そういうサービスの存在があるのかどうかわからないまま購入してしまったが、購入したその日に返品を依頼したので、まあ、いいだろうという感じで返品を受け付けてもらうことができた。相性保証のサービスなどが有料で存在していたとしたら、ゴミ同然のメモリを手に呆然としていたかもしれない。それにしてもアプライドの店員の対応を見る限り、２～３日あとで返品をしに行っても突っぱねられそうな雰囲気だったが。本心はついでにBlitzの方も返品したいところなんだが。

不具合のあるメモリと不具合のないメモリを混在させてＰＣを起動したら、一応起動はするというものなのだろうか。Blitzメモリだけで起動を試してみたらビープ音が鳴りまったく立ち上がらないという現象を確認した。疑心暗鬼になりそうだが新しいメモリを購入してきたらそのメモリだけで動作テストをすることが必要かもしれない。