Project Phoenix
- 2013年開始
- 発起人はヴァイオリン奏者の由良浩明氏
- クラウドファンディングで102万ドルを集めることに成功
- 2019年を最後に開発状況の更新を停止。
- 【Project Phoenix】 Japan’s indie RPG feat. AAA talent!(https://www.kickstarter.com/projects/1300298569/project-phoenix-japans-indie-rpg-feat-aaa-talent?lang=ja)
Unsung Strory
- 2014年開始
- 発起人はPlaydek社。後にLittle Orbit社に変更となる。『オウガバトル』シリーズで知られる松野泰己氏が原案・世界観構築として参加
- クラウドファンディングで66万ドルの開発資金を集めることに成功
- 開発の遅れと経営状況の悪化によりリリースが延期される。
- 2020年にアーリーアクセス版がsteamにてリリースされる。失敗しかけたプロジェクトだが開発会社が変わることで(当初の予定とな異なるものの)リリースまでこぎつけることができた稀有な事例
- Unsung Story: Tale of the Guardians by Little Orbit(https://www.kickstarter.com/projects/littleorbit/unsung-story-tale-of-the-guardians)
スチームパイロッツ
- 2019年開始
- 発起人はゲームミュージック作曲家の古川もとあき氏
- クラウドファンディングで合計約1100万円を集めることに成功
- ゲーム開発費を巡りプロジェクトメンバー間で揉めて訴訟に発展
- 2023年を目標にリターン完成を目指すが訴訟が原因のためか開発状況の更新が滞る。
- オリジナルシューティングゲーム『スチームパイロッツ』を、夢のメンバーで作りたい!(https://www.makuake.com/project/msart_games/)
まとめ
- 予想以上に資金を集めることに成功したことで当初予定していたよりもプロジェクトが大規模なものとなりゲームの質とボリュームも上がり、その結果開発期間の長期化・資金難というパターンが見受けられる
- クラファンでゲームの開発プロジェクトは完成までかかる時間が非常に長く、時間がかかる分だけ失敗率も高め。あくまでも「出資」に過ぎないので、最終的に出資額を全額失って何も手に入らなかったとしても基本的に文句は言えないという覚悟が必須
- リンク:著名ゲームデザイナーがKickstarterで資金を募集、調達に成功するもゲームはいまだ完成せず