オフィス用のチェアを数十脚調査をしたので自分なりにまとめてみる。
良いオフィスチェアの条件としては,
- 小さい
- 頑丈で壊れにくい
- 調節箇所が多くて多機能
- ブランド価値がある
というものに行きついた。
小さい
オフィスチェアは一般的に昇降機能やリクライニング機能などを装備しているためサイズが大きくなる傾向がある。しかし,大きいということはそれだけでデメリットである。有限のスペースを効率良く使うにはオフィスチェアは小さければ小さいほど良い。また,引っ越しや移転,配送などの点からもコスト面で小さく軽いものは優れている。
フリッツハンセン KEVIケヴィチェア
頑丈で壊れにくい
機構が単純にできているものは経年で劣化したとしても壊れにくい。壊れたり修理の心配をせずに使うことができるということはそれだけで良いオフィスチェアと言える。
KNOLL サーリネン71アームチェア
調節箇所が多くて多機能
商品価値的には,多機能であることは価値が増す,と一般的には認識されている。しかし,多機能であることはそれだけ脆弱な部分も存在する可能性が高まる。前項の壊れにくいという点とのトレードオフの関係になりやすい。たとえばハーマンミラーのアーロンチェアは多機能オフィスチェアとして有名だが,サポート期間が長いということでも有名で,多機能な分壊れやすいが,そのリスクをサポートを充実することで回避している。
HAG capisco 8107
ブランド価値がある
オフィスチェアの良し悪しを決めるのに重要ではないので,無いよりかは有った方が良いという程度のもの。たとえば不要になって処分しようとするときに,ブランド価値があれば売却して投資した資本を多少でも回収することができる。
ハーマンミラー ソフトパッド
雑記
良いオフィスチェアの条件を満たすものを探すと,当然価格もそれなりに高額になってくる。管理人の趣味的にはこれなんかがオフィスチェアとして最高かと思うが,アーロンチェア2脚分のコストはさすがにどうかとも思う。良いオフィスチェアの条件に価格が安いというのもいれるべきかも(しかしそれだと面白くないしなぁ・・)。尚,座り心地についてはここでは特に取り上げてはいない。誰かさんが言うには,人間の体というものは座るようにデザインされてはいないため,どんな椅子であっても長時間座ると疲れるのは仕方がないとのこと。オフィスチェアの見た目についても,よほどダサくなければ座っている間は見ることもないのであとは自分の好み次第なのでこれも考慮していない。