ウェブブラウザの違いによる文字化け

ウェブアプリケーションを作成する場合には避けては通れない問題の一つに文字化けがある。日本語データをクライアントとサーバでやりとりする場合にはURLエンコードをする必要があるので、それをデコードしたりする場合に問題が高確率で発生する。jspによるウェブアプリケーション作成時にも文字化けの問題が発生したのでメモ。

クライアントからデータをpostする場合に、ブラウザによって文字が化ける場合と化けない場合がある。request.getParameter(“Value”)でクライアントから送られた日本語データをサーバで受け取った場合に通常の状態ではfirefoxでは文字化けせずに受け取ることができたが、その他のブラウザ(ie,opera,safari)では文字化けが発生してしまった。サーバ側でrequest.getCharacterEncoding()の値を確認してみたところ、firefoxには文字コードが指定されていたが、その他のブラウザの場合は値がnullとなっていた。ならば、サーバ側でrequest.setCharacterEncoding(“UTF-8”)とすれば問題解決かと思ったけれど、そう簡単な問題でなく、サーバにリクエストが届く前にcharacterencodeingを指定しなければならない模様。

解決方法は、フィルタークラスを使って、リクエストの文字コードを指定してあげることで解決をすることができる。つまりviewからcontrollerへ命令を出す前に、文字コードの指定をしてからcontrollerへ値を渡すということになる。他にセンスが悪い解決方法としては、requestの環境変数からブラウザを判別して、問題のあるブラウザのみ文字コードの変換をするというのもあるけれど、これはブラウザの挙動を逐一チェックしなければならないので解決策が見つからない場合の最後の手段。とりあえずpostデータの文字化け問題はフィルタークラスを通すことで解決をすることが可能。

参考サイト

JavaでHello World サーブレット(フィルタ)編
http://www.hellohiro.com/filter.htm

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