はじめて本格的な万年筆を買ったわけですが、うーん、使い方がいまいちよくわからないです。インクはカートリッジとコンバータの二通りの方法が利用できるらしく、まずはコンバータを使ってインクを満たしました。そしていざ書きはじめようとしたら、インクがうまく出ない・・・。持ち方が悪いのか書き方が悪いのかそれとも上手くインクを充填できてないのかよくわからないですが、第一印象はひどく使いにくいです。
ペンの角度や筆圧、書くスピードなど色々と試行錯誤してはみたけれど、なかなかコレっていうのが見つけられない・・・。使いやすい万年筆にするためには何か月もかかるという話は聞いていたけど、やっぱりはじめはどれも使いにくいものなのだろうか。ま、使いにくいなら使いにくいなりに使うというか、手のかかるダメな子ほど可愛いというか、なんだったら別に使い物にならなくてもいいというか、いやもうなんていうか万年筆最高です。
先週末、ちょっとした用事で大阪梅田へ。梅田周辺の地理は初心者に優しくないなぁと前から思っていたのだけれど、今回もやっぱり道に迷った。地下鉄御堂筋線の梅田駅を降りて一路紀伊国屋書店を目指したはずなんだけれど、地上に出てから30分以上歩き回っても一向に目的地に着けない。それどころかどんどん遠のいて行く。初めに目的地へのおおまかな方向はイメージしていても、平面的な移動だけでは到着することが困難なため、階段を上ったり下りたりその途中で斜めに行ったりという立体的な移動がどうしても必要で、そのうちに方角や方向感覚がまったくわからなくなってしまう。騒音や人の流れに呑まれて思考がだんだんできなくなっていく。そして迷子。気付いたらなんか怖そうな所にいた。スプレーアートとかいうらしいアングラな落書き一面の暗い路地に。ほんの50メートル程度歩いただけでこうも印象が変わるのか、と感心・・・はしてなくて内心焦っていたが。
その後、駅員さんに聞いた努力の甲斐あって、無事に紀伊国屋書店に到着。ハリポタの英書買って小旅行はおしまい。
騒音を取り除くか、騒音の無い環境に移動するか、自分の聴覚を強制的に制限するかなど静寂を得るためには意外と努力が必要なことに気付いた。およそ防音設備の整った・前提とした環境にいない限り、日常生活の中では選択の余地なく聴覚を介して音を受け取らざるをえない。車の騒音や街宣車の放送や店などで絶えず流れる音楽や蝉の鳴き声や犬の鳴き声や最近近所に出没した真夜中に団地を徘徊するヤバいおばさんの怒鳴り声や(マジ怖いです)。そうした騒音にさらされる環境から手っ取り早く脱するには、自分の聴覚を強制的に制限するという方法を使えば一番楽に実現できる。物理的に何か機器を用いて耳を塞いでしまうという方向で考えた方が、総コストは少なくて済む・・・かな。そこで、クワイアットコンフォート2というヘッドホンを見ていたわけだけれど、内容的にちょっと興味を惹かれる・・・。惹かれるけど、価格は4万円。えー。
色々と考えた結果、クワイアット(略)の代替手段として500円の耳栓を購入しました。なんか随分原始的な手段になってしまいましたが、一応、それなりの静けさは確保できるので満足してます。
ステッドラー マルス テクニコ 芯ホルダー
ステッドラー マルス ルモグラフ ホルダー芯(2mm 製図用)
また買っちゃった。鉛筆とシャープペンシルの中間のような筆記具。美術や製図に使うのに向いてるとかなんとか。使ってみた感想は、さすが製図用筆記具、という感じ。これさえあればドラえもんを描くのも容易いです。(違