Q27.「サイトを公開する誰もが“より多くの人に見てもらいたい”と思っているわけではない。ひっそりとやって行きたい管理人もいるのだ」
A27.ひっそりとやりたいのなら、わざわざ全世界に公開するためのシステムを使わないことをお勧めします。
あなたが言っていることは、書店で売られている本の作者が「あまり私の本を買うな」と言ったり、舞台に上がった役者が「あまり私に注目するな」と言ったりするのと変わらないのではないでしょうか。
「そうは言いましてもですね、ホームページというものには多種多様な性質というものがございまして、ひっそりとやりたいのならホームページを使うべきではないというのはいささか乱暴な意見であり、動機がどうであれウェブ上で個人が日記のようなものを表現したいという機会は誰にでも開かれたものでなければならなくてですね、そうした個人の自主性に基づいて作られた物こそ面白いわけでして、それこそがウェブの魅力を底支えしているのではないかと思っている次第でございます。無断リンク禁止やリンクフリーという議論をする前にですね、各人がその人・そのサイトの持つ価値観や属性・性質をあるがまま受け入れ、尊重し、柔軟な対応を心掛けるようにすることこそ議論し訴えかけていくことではないでしょうか。また、悪法も法というわけではございませんが無断リンク禁止を訴えているサイト様にリンクフリーを押し付けるというのもですね、やりすぎといいますかね、無理矢理リンクを繋いだことが原因でそのサイト様が閉鎖されてしまったら何の意味も無いといいますか、というか実際に十分にあり得ることでして、そういうことにならないようここに遺憾の意を表明致します。あ、もちろんリンクフリーは正論ですけどね。」
「儀礼的無関心」は結局何を望んでいるのでしょうか。管理人を啓蒙したいのか、してはいけないのか? やはり、「儀礼的無関心」は破綻していると言う他ありません。
「私たちが望んでいるのはですね、サイトが閉鎖されることを回避したい、それだけでございます。」
私が個人的に巡回していたサイトがまた一つ無くなってしまいました。なぜ無くなったかというとアクセスが増えたため。なぜアクセスが増えたかというとたくさんのサイトからリンクされて注目されたため。なぜたくさんリンクされたかというと、そのサイトが面白かったため。
何が悪いわけでもない・・・。そこへリンクしたサイトが悪いわけでもないし、そのリンクを辿って訪問した方が悪いわけでもないし、アクセスの多さに耐えられなくて閉鎖したサイト管理人が悪いわけでもないし。
何が誰が悪いわけでもないけれど、結果的にサイトがなくなったことは事実なわけで。完全閉鎖されてしまったので過去ログさえも読むことができなくなってしまった。あー残念だ。
ホームページは自己満足だとかなんとか低次元なことを私は前に書いてしまったのですが、そんな意見を軽く一蹴してくれる文章を見つけたので引用。ブログツールのFAQに書かれていたことなので引用することはおかしいかもしれないけど。
なんでも書いていいですが、執筆者はエンターテナーだということを忘れないでください。アクセスが多かろうが少なかろうが、常に読者がいる、ということを念頭に置いて記事を書いてください。
なんていうかその、大人ですよね。
夢編人を使ってテーブルレイアウトでホームページを作ってみました。表は表として使うべきとかなんとか言われてますが、まあ、視覚的にホームページができあがっていくのを実感することができるので、これはこれで楽しいです。いきなりblockquoteが挿入されたりするのはさておき。
ホームページを作る手法としてhtmlとcssで作る方法とテーブルレイアウトを使って作る方法、両方できた方が何かの時に役立つ、かも。cssはブラウザ毎で随分表示に差が出るので、無難なホームページを作るならテーブルレイアウト+cssでテキストを軽く装飾という手法が現時点でベストではないだろうか・・・。
このホームページは自己満足ではない、といえるホームページはあるだろうか。個人にしろ法人にしろホームページは自分のため・企業のためにあるのではないだろうか。
トップページにFLASH 、バックグラウンドにMIDI、その他アクセスカウンターや点滅する文字や社長挨拶や我が社の沿革や我が社の・・・。
これらは訪問者にとっては普通は嫌がられ、意味がないものとされる。当然だ。ホームページを訪問した人に意味があってはいけない。ホームページ作成者・作成を依頼した者にこそ意味があり、必要としているのだ。中には訪問者のこと・お客さまのことを考えてホームページを作っていると主張する人もいるかもしれない。けれど、本当にそうだろうか?
FLASHにしろMIDIにしろホームページに必要のない物はない。もしくは作成者以外がそれを判断することはできない。なぜならホームページは作成者の自己満足に基づいて作られ、それは訪問者のためではなく作成者のためにあるから。(MIDI Uzeeeeee!と言うことはできる)
甲「自己満足で作ってますが、それが何か?」
乙「・・・・・・」
ゼロからホームページを作る場合、そのホームページのレイアウトのイメージが大体できている場合はテーブルレイアウトの手法を使うことになる。まずテーブルでホームページのレイアウトを作ってからコンテンツをあとで作っていく。ホームページのデザインありきで作っていくのがテーブルレイアウト。
テーブルをホームページのレイアウトとして使わない場合はどうかというと、ホームページのコンテンツありきで作る場合。コンテンツとなる素材に必要最低限のマークアップをし、レイアウトに関することは全てcssによって実現する。ホームページをゼロから作る場合においてはcssによってレイアウトを作ってからコンテンツを作るということはできない。なぜなら適切なマークアップがされたhtml文書があってこそでなければcssでレイアウトはできないから。
んで何が言いたかったかというと、ホームページはコンテンツが大事だということ(無理矢理
それはどういうことかというと、HTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)文書を作るということ。HTML文書を作るということはどういうことかというと、HTML文書でない普通の文書をHTML文書に変換するということ。HTML文書に変換するとはどういうことかというと、HTMLでない普通の文書にHTMLで定義されているタグでマークアップを施すということ。
ホームページを作るということは、普通の文書をHTML文書となるようにマークアップをすること。
…これではショッピングサイトやゲームができるサイトの説明にはならんなー。アマゾンとかハンゲームとかもやっぱりホームページということになるし。なんか論文とか取扱説明書とかお堅い文章をホームページにするというのなら、上の定義でもおkじゃないかと。