- 固めのご飯を用意する
- 炊き立てのご飯は避けたほうが良い。炒める時に水分が多いためご飯の一粒一粒がバラバラになりにくい。水分が少ないご飯の方がパラパラになりやすい。
- 鍋の温度を煙がでるまで上げる
- チャーハンの調理時間は大体1~2分程度で普通は完了する。長すぎると水分が飛びすぎてパサついてしまうため。
- ご飯の量は0.5合ぐらい
- 慣れない内はご飯の量を少なめで炒める。ご飯の量が多くなると、家庭用のコンロでは火力が弱いため十分に炒めることが難しくなる。
- 炒め鍋は小さめのものを使う
- 大きい鍋は具材を炒めやすいが鍋の温度を維持する火力も必要になるので大きくなるほど扱いが難しくなる。同様に一度に調理する分量も多くなるほど難しくなる。慣れない内は小さい鍋で少ない分量で調理することで鍋の温度と具材のコントロールをすることで失敗が少なくなる
卵チャーハンの分量の一例
- 卵1個
- ご飯0.5合
- サラダ油小さじ1~2杯
- 醤油小さじ0.5杯
- 塩コショウ少々
- 味の素少々
調理器具
- 鉄製中華鍋
- 鉄製お玉
調理時間
- 1分~1分30秒くらい(卵投入から完成まで)
調理手順
- 強火で中華鍋を煙が出るくらいまで熱する
- 油を投入して鍋肌に馴染ませる
- 馴染ませて温度が上がった油をオイルポットに出して新しい油を入れる
- 油の温度が上がりすぎないうちに卵を投入
- 卵をお玉で数回かき回した後にご飯をその上に投入
- 卵とご飯に油を吸わせてからひっくり返す
- お玉の裏でご飯の塊を叩くように押し付けたり、お玉の縁でご飯を切るようにしたりしてご飯と卵をほぐす
- 上記手順である程度ほぐれたら鍋の中身をひっくり返し、十分にほぐれるまで繰り返す。
- 十分にほぐれたら調味料を入れて鍋を前後に振りつつ全体に馴染ませる。
- 最後に醤油をふりかけて全体に馴染んだら完成
調理時間は短く終えるのが成功のコツ。火力の問題で鍋を火から遠ざけるとその分温度が下がるので鍋ふりするときはできるだけ火元から離さないようにする。ご飯や卵を投入したときや、なにか具材を投入したときにも鍋の温度は下がるため家庭用コンロでは一度に大量に作ると難しくなる。調理時間が長くなるとパサついたり焦げたりする。家庭用コンロでチャーハンを作るときの難しさはそのあたりにある。