覚え書き。
以下、日経ビジネスよりの引用。
*()は配点
定性的評価項目
- 独創性(14点)
- 商品、サービス、人事、経営手法
- ビジョン(14点)
- 経営理念、行動規範、機能
- 変化対応力(14点)
- 変化への適応力
- グッドネス
-
- 内向き—社会に(14点)
- 外向き—社会に(14点)
(グッドネスとは企業イメージ(親しみやすい、清潔、社風、社会貢献、文化貢献)、役員平均年齢(若さ)、役員中の転職経験者の比率、外国人持ち株比率、転職希望順位(外の人気)など)
定量的評価項目
- 優良企業(5点)
- 規模、収益性など
- 企業イメージ(5点)
- 親しみやすさ、清潔感など
- 息子に薦める企業(10点)
- 読者調査による
- 1人あたり人件費(5点)
- 読者調査による
- 雇用創出力(5点)
- 5年間の従業員の増加数
メモ
以上のような評価項目で学識者などの評価委員が企業を採点するらしい。100点に近づくほど良い会社であり、0点に近づくほどブラック良くない会社ということになる。就職活動中の方は参考に自己流で応募対象の企業を勝手に採点するというのもある程度有効かもしれない。(こういう項目をもとにやっかいな志望動機でもわりと簡単にでっちあげられるかも。御社の商品開発力の将来性と社員の方々がやりがいをもって働く姿に惹かれて云々)
つまり良い会社とは、
「良い会社」では組織が活性化し、社員がいきいき働いています。コンセプトが明確で、変化への対応力が高く、社会へも窓が開かれています。働きがい、働きやすさの場を提供できる可能性の高い企業を人は希求していると言えます。
「良い会社」の評価基準として、時間のゆとり、中高年者の処置、退職者への配慮、女性の働きやすさのほか、障害者雇用、雇用の国際化、消費者志向、地域との共存、環境保護などをあげる調査もあります。
となりなかなかレアな会社ということになる。それを見つけるための評価基準として、上記の評価項目が多少は役に立つかもしれない。新卒至上主義であり、転職市場では実務経験・即戦力重視であり、そして実力・成果主義という傾向の弱者に優しくない日本社会には馴染まないような気もするが。