色々とユーザビリティについて調べた結果、使いやすいソフトウェアの条件というものが大体わかってきた。
デザインの標準化
この場合のデザインとは主に見た目のインターフェースデザインについて。標準的なデザインを踏襲することで、それだけで使い易さはある程度は保証される。どこかで見たことがあるコントロール、何かで体験した機能、そういった標準化されたよくあるデザインを使うことでユーザは見ただけでどういう振る舞いをするのかという予測をすることが可能になる。どのような役割でどのような動作をするのかという説明が不要な標準的なコントロールはそれだけでユーザにとっては優しい。例としてはテキストボックス、ラジオボタン、ドロップダウンリストなど。
操作の一貫性
操作の一貫性とは、ある一つの操作方法を決定したならば、その他類似するものは初めに決めた操作とすべて同じように振る舞いにするということ。それをすることによってユーザは覚えることが少なくなり、負担が少ないという意味でやはりそれはユーザにとって優しいデザインであると言える。
デザインの標準化と操作の一貫性、頭ではわかっていてもそれを実現するとなると難しい。