もともと視力は良かったので、視力が悪いということがどういう状態なのかいままでは想像することができなかった。視力が良い人と悪い人という2種類のタイプがあるのはわかっても、視力が良い人にとっては、視力の悪い人の感覚はわからない。逆は少し違う。視力が悪い人は、視力が悪いということがどういうことかわかることができ、それはメガネやコンタクトを使うことで視力が良いという状態のこともわかることができる。
たとえば、生まれつき全盲で手術によっても回復の見込みが無いという人の場合はどうだろうか。見ることができないという状態が普通であれば、見えているという状態は想像することさえできない。つまり自分の考えられる限界の外側を考えるようなもので、神様の姿をイメージするようなこと。想像するということは具体的な体験や知覚などを経験して、そこから推測できるごく近いものに限られる。かもね。
要約:メガネデビューしました。それで、目が悪いのと良いのとの違いがわかりました。